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光の中へ出ていこう

自分が関心を持ったことの記録

ドラム

日記

 退職が決まってから次の仕事が始まるまでの休みのあいだに一度ドラムを叩いてみたいという欲求が高まって、そのままの勢いでネットで無料体験をやっているスクールを探し出してきて今日叩きに行ってきた。予約の際に講師とのスケジュールのやり取りが何度かあって、けっこうめんどくさいもんだなと思いつつこんな長い休みは今後なかなかないと気を持ち直しなんとか日取りを決めていた。

 ドラムを叩きたいと思ったのは最近の話じゃなくて、最初に叩いたのは中学生の音楽の授業だった。もう15年以上前のことなので詳しくは覚えていないが、たしか「となりのトトロ」の「さんぽ」という曲をクラス全員でさまざまな楽器を使って演奏したような気がする。担当する楽器を決めるときに自分は体調不良か何かで休んでいて、次の日授業に出てみたらお前はドラムだと決められていた記憶がある。仕方なしにそれっぽく叩いてみると、先生から上手いじゃないかと褒められて、それ以降なんとなくドラムが好きになった。それから叩くのはやめてしまったが、好んで聴く音楽のドラムだけを追いかける日々が続いていた。

 会場に着くとスタジオのあるビルの入り口に雰囲気の怪しい男性が立っていて、あまり関わりたくないなと思いながら横を通り過ぎてビルの中に入っていった。実はその人が担当講師で、ビルの5階にあるスタジオに入ったときにそれをメールで知り、慌てて入り口まで降りていきよろしくお願いしますと声をかけた。
 その講師はとても早口な人で、スタジオに入るなりいきなりレッスンがスタートした。制限時間内で出来るだけ叩く時間が欲しいと思っていたので、好都合だった。どうでもいいけど「レッスン」という言葉が好きじゃない。稽古にしよう。最初の20〜30分間に、8ビート、スティックの持ち方、椅子の座り方なんかの初歩的な説明があって、その途中にいきなり
「スクールの説明もしないといけないですので」
と言って小さいホワイトボードで入会の手続き、料金の説明を始めた。正直この無料体験だけ受けられれば満足だったし続けて通おうとも思っていなかったので、説明を聞きながら別のことを考えていた。この人はなんで講師になったんだろう。プロを目指していたけれど現実は厳しく頑張ってもサポート止まりで1本で食べていくには無理があって講師をしているんだろうか、説明はわかりやすくていい人そうなんだけどこの人漢字が絶望的に書けへんな、あれこれキャンペーンを繰り出して生徒獲得のためにどこも必死なんだななんて失礼極まりない妄想。でも当たらずとも遠からずなんじゃないか。

 説明が終わって残り時間8分になったところで稽古が再開した。リズムのアクセントのバリエーションをいくつか紹介してもらい実際に叩いてみたところで時間切れ。次回はお好みの曲を持ってきてもらえればそれに合わせて練習しましょう。また連絡します。ではお疲れさまでした。

 1回の稽古に4000円程かかるらしい。入会費に8000円くらい必要だ。そこまでして俺はドラムを叩きたいのか。好きな曲が1つあってそれ通りにドラムが叩けるようになれたらいいだろうなと思ったけど費用と希望と時間を計ってみるとそこまでしてやることでもないか他にやらなければいけないことがたくさんあるし今はそちらを優先しようと思った。実際に叩く感触がどういうことかわかっただけでもいい収穫になった。

 帰りの電車の中である人のブログを読んでいて、こういうことを書こうとイメージが膨らんできたがメモをし忘れたので忘れてしまった。頭の中で思い浮かんだときにサッと書いておかないと忘れてしまう、そういう結果どうでもいいようなことを時間が経っても書けるような記憶力が欲しい。

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