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光の中へ出ていこう

自分が関心を持ったことの記録

ヒアシンスハウスに行ってきました!

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お盆休みの帰省中、どうしても行っておきたいところに行ってきました。

ヒアシンスハウス Haus-hyazinth official site

 

ヒヤシンスハウスを知っている人ってどれくらいいるんだろう?

僕は今回は初めて知りました。

 

 

小さな家が好き

昔から小さな部屋、小さな家が好きなんです。だだっ広いところだと落ち着かなくて、隅のほうにいると落ち着きます。実家にいた時も、もともと広い家じゃなかったけど、自分の部屋も相当狭かった。3畳くらいかな。それがいいんですよね。小さい箱に入ってる感じ。子供の頃に秘密基地も作ってました。自分だけの秘密の空間。その感覚が大人になった今でも残っています。

 

自分がもし家を建てるなら、必要最低限の部屋数があってこじんまりとした家がいいなと考えています。だって掃除大変じゃないですか。子どもが独立したら、部屋も余るだろうし、もったいないと思ってしまうんです。

 

そんな僕にぴったりな理想的な部屋がありました。僕が関西に引っ越してから出来たそうなので、10年位前になるのかな。毎年関東には帰っていますが、全然知りませんでした。それくらいひっそりと静かに建っています。

 

ヒヤシンスハウスとは

ヒアシンスハウスとは、立原道造という詩人が、別所沼に建てる自分の週末専用の別荘として考えたものです。この立原道造という人は、詩人であり、建築家でもありました。

東京帝国大学工学部建築学科を1937年に卒業し、ヒアシンスハウスのために50枚ものスケッチを重ねて構想を膨らませていたそうです。

しかし、彼は1939年に24歳という若さでこの世を去ってしまいます。彼が生きている間に、この小屋が完成することは叶いませんでした。

ですが、2004年に彼が残したスケッチを元に、地元の有志の方が建築をしたのがヒアシンスハウスです。

60年以上経った今でも、詩や建築関係の学生さんたちが、研究のために訪れる、歴史的価値の高い建築物です。

 

どんなところに建ってるの?

ヒアシンスハウスが建っているのは、埼玉県さいたま市の別所沼公園というところです。

周りにはなんにもありません。近くに駅がひとつ、コンビニがひとつあるだけの住宅街の中の大きな沼のある公園です。

ここは観光地ではないので、人で賑わうことも少なく、地元の人たちがのんびり散歩したり、子どもを連れて公園で遊んだりできる住宅街のオアシスのような公園です。

 

中はどんな感じ?

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週末の別荘というだけあって、本当に必要最低限の家具しかありません。
でもね、とてもオシャレです。60年以上前に考えたものとは思えないくらい。
奥に小さなベッドがあります。
 
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入り口のドア。この色合も好きです。かわいい。
 
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机から外の景色が見えます。
 
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 この椅子、欲しい。
 
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昔ながらの照明。奥の本棚も詩人として活動されていた当時の本が並んでいます。
 
 
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大きな窓を閉めたところ。ここを開けて縁に腰掛けて外の空気を楽しむのもいいんです。ゆったりと時間が流れていきます。
 
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左に旗が上がっています。自分が小屋にいるときはこの旗を上げて、近所に住む友人に自分の滞在を知らせるための旗として考えていたそうです。
 
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すぐ隣りに別所沼が見えます。
 
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 ヒアシンスハウスの前に咲いている花。
 
 
 

このヒアシンスハウス、とっても地味でですが、とっても心が落ち着きます。

立原道造も、自分の秘密基地としてこの小さな部屋を作ろうとしていたんだと思います。ゆっくりとした時間が流れていく、自分だけの贅沢な家。

詩を書く、建築の構想を練る、時にはぼーっとしたり公園を散歩したり。

お腹が空いたら友人の家にお邪魔して、お風呂も借りて、友人たちと自分の考えたことなどを話したりしたかったんだろうな。

(ヒヤシンスハウスにはお風呂を作る予定はもともと無かったそうです)

必要最低限の小さな部屋に住むと、自分の目的のために集中出来そうな気がします。足りないことも、困ることもたくさん出てきますけど、その時は周りの人に助けてもらえばいいんですよね。その分自分も周りの人を助ける。できる事はする。持ちつ持たれつな関係に少し憧れます。

 

イベントのような派手さは全くないけれど、ひっそりと建つヒアシンスハウス、興味のある方は是非一度訪ねて欲しいと思います。

 

開室時間は水曜、土曜、日曜、祝日の午前10時から午後3時までです。

見学は無料、開室時にはガイドの方がいらっしゃるので、いろいろお話を聞いてみるのも面白いですよ。

 

 

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